5月25日~26日の週末、1泊2日の「大人の林間学校」で瞑想セッションを担当させていただきました。テーマは「大自然の中で本来の自分を見つけよう」です。
プログラムは、地元の名物ガイドさんによるトレッキングからスタート。自然の中を歩きながら、たくさんの野草や花について学ぶと言う穏やかな時間を想像していたのですが、ガイドさんが強烈にエンターテイナーで、大爆笑の渦。みなさんすぐに打ち解けてられていたようです。
(残念ながら、私はこのセッションの後から参加していて、ガイドさんとお会いできず)
夕飯は、地産の食材をふんだんに使ったBBQ。自然の中でいただくご飯は格別でしたね。その時点ではもう和気あいあいと楽しい雰囲気でした。
夜は、森の中のナイトシアターで「最高の人生の見つけ方」を鑑賞。森の木を切り倒して作られた空間に、大きな天幕を張ったアウトドアシアターは、とても幻想的な空間でした。映画の内容も相まって、参加者の皆さんは、それぞれの人生について深く考えさせられたのではないでしょうか。
上映中に雨が降り始め、最後は土砂降りになってしまいましたが、これがまた、なんとも言えない非日常感。とても思い出深い体験となりました。
その後は、焚き火を囲んでの語らいの時間。「焚き火っていつまでも見ていられるね」って誰かが言ってましたが、そんな不思議な力が作用して、映画で学んだこと、自分自身について、それぞれが心の内を語り合い、気持ちが解放されていくような、温かい時間となりました。
マインドフルネス瞑想で自分と向き合う
私の瞑想セッションでは、参加者の皆さんが初めてのマインドフルネス瞑想ということで、「マインドフルネスとは何か」「自分と向き合うとはどういうことか」をお話しました。
自己認識を深めることは、自分自身を深く理解することにつながります。レントゲン写真でははっきり見えなかったものが、MRIではっきりと見えるようになるように、自分自身の状態をより鮮明に捉えられるようになるイメージです。そして、自分自身の状態がはっきりとわかれば、それを自分の思い通りにコントロールできるようにもなります。
まずは、静かに座り、「する事」モードから「在る事」モードへと意識を切り替える練習から始めました。毎日忙しく、あれをして、これをしてと、常に「する事」に追われている私たち。それを一旦休憩して、ただ「ここに在る」、ありのままの自分が存在している状態へと意識を向けていきます。
次に、歩く瞑想を通して、自分の体がいかに奇跡的にバランスを取って二本足で立っているのか、その動きを観察し続ける練習をしました。すると、自然と体との対話が生まれ、体の神秘を感じ、感謝の気持ちが湧いてきます。参加者の方からも「自然と感謝の気持ちが湧いてきた」という嬉しい感想をいただきました。この感謝の気持ちは、自分を助ける大きな力になるのです。
最後は、少し長めに座る呼吸瞑想を行いました。「今ここ」に意識を集中し、ありのままの自分を観察することで、心の静けさを取り戻し、自分自身と深く向き合う時間を持ちました。
その後は、Flower Communicationとグループコーチングで、参加者の皆さんが自分の未来を描き、新たな一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきました。
イベントを通して、参加者の皆さんがマインドフルネス瞑想の素晴らしさを感じ、自分自身と向き合う貴重な時間を過ごせたことを心から願っています。私にとっても、とても充実した2日間となりました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
ご好評につき第3弾が、もうすぐ発表になります!次は10月位を予定してます。楽しみにしていてください!
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